「介護者サロンなでしこ日進」を開催しました。

2022年4年8月29日、日進町2丁目自治会館にて「介護者サロンなでしこ日進」を開催しました。

介護者サロンは介護をされている方だけでなく地域住民の方も気軽に参加していただくことができる場です。日頃の介護の不安や悩み、介護の経験から学んだことや介護・健康・生活に役立つことなど、幅広く学べる場として毎月開催しています。

今回は「聞こえ勉強会～聞こえる生活を考える」という講座で、聞こえ応援隊のパナソニック補聴器株式会社様に講師としてご協力いただきました。

内容は、聞こえの仕組みや健常者と難聴者の聴こえ方を比較して聞く難聴体験やＨｚ（ヘルツ）の違う音をどこまで聞こえるか等、体験していただきました。

難聴の始まりは高音から聞こえにくくなるそうで、実際に体験すると高音は参加者の皆さんも「聞こえないわね～」とおっしゃっていました。母音と子音では子音から聞き取りにくくなり、言葉の理解度も低下していくそうです。７５歳以上では約７割が難聴となり騒がしい環境では会話がしっかり聴き取れなくなるそうです。

参加者からの質疑応答では金額が高い物の方が効果的か？という質問に対し、高い物は雑音が入らず会話の声だけ聞きとれるなど、最新補聴器の説明もあり活発な質疑応答となりました。難聴の放置は言葉の理解度の低下につながり生活の質も低下させてしまうため、聞こえにくさを感じる場合は早めに補聴器を装着すると良いそうです。

耳の聞こえ方の体験をされて、参加された皆さんからはとても良かった、との感想をいただきました。